信長の野望風雲録だけが好きだった30年

小学生の時から自分の苗字が好きになれなかった。 「 長 (ちょう) 」 って言います。  自己紹介も好きじゃなかった。 すぐに「日本人じゃないやん!」 とはやし立てられるから。 帰って母親に聞いた。「俺らは日本人じゃないの?」 母親は「れっきとした日本人やで!」 と答える。 父親に聞いた。「俺らの先祖は石川県の城主やったんやぞ!穴水城の城主。君主(畠山)が倒れ、その幼子を担ぎ第一老中となったんや。そこから政権を握るために食事に毒を盛ったが、殺すはずのその毒で自分が死んでしまったと言う何ともバカな先祖や!」 と聞いた。小学生ながら、「先祖は城主で地位と権力を持ってたんやなぁ」 な~んてちょっと誇らしかった。 そこからプレイステーションの「信長の野望」にどっぷりはまった。 12歳くらいから今まで、30年もやってきた。新しいのに買い替えることなく、「風雲録」ばっかり。 時間があればまたつけて。長い時でも4時間くらいか。何度やってもまた新しい発見があったり。 日常の生活の中で、登場武将の名前が出てきて、その武将が行った事や、現在まで残る偉業などが紹介されていた ら、「あ~この武将知ってる。あんまりステータス良くなかったけど、そうやったんや~」 なんて考えたり感心したり。 結局は自分も未来に名前を残せたり、何か大きなことが出来たりしたらいいなって思ってた。 今、建築関係の製造業に携わってる。「お城って今でも建てれるんやなぁ」 って思った。 ってゆうか、現代でも建ててる人、結構居てるんやん! って思ったなぁ。 もう気が付けば45歳過ぎた。そろそろほんまに建てに入りたい。 建てるところも下見に行ってきた。 夢は壮大!!  島に  大きな島に  城をまず二つ建てて  城下町も作り そこだけ時代を遡った国を作りたい。 見た目は木造の帆船で上陸し、関所で入国を許可され、その島で生活している人たちと同じ時間を過ごす。 そこには通信機器や最先端機器、時計も時間も無く、あるのは明るい太陽の下でゆっくりと流れる日常生活だけ。 かまどの薪の匂いと、自然の草や木々の匂い。アスファルトもなくコンクリートも無い、若干砂埃が立つような古臭い光 景。 いま日本にある再現された空間は、現代人が仕事やバイトをしに来ている。観光客相手に。 じゃなくて、実際にそこで暮らす。半年、1年経つと何者にも負けやしない生活感も出てくるだろうね。 そう言う生活をしたい人って世の中腐るほど居ると思う。  また、色んな依存症の人、現代症の人、その空間で生活し て行くことで癒されて治癒していくと思う。 関西に作る。  カジノ出来るから。  また依存症増えると思う。家族が悲しむし、本人も治せない。 そんな最後の砦みたいな施設が早くに出来たらいいなと思う。 出来たらずっとそこで生活したいし。  生まれて死ぬまでそこで暮らしていけるなら、現代の物なんて何一つ要らないよ ね。  車の免許も時計も携帯も。下手したらお金も要らないかも。

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