現存12天守閣【電子書籍】[ 山下景子 ]
日本の城に初めて天守が出現したのは織田信長が天下統一を目指していた頃。関ヶ原の戦い後には築城ラッシュを迎え、防御拠点として、また権力の象徴として、記録に残るだけでも優に百を超える天守が日本全国に点在した。まさに天守は城の顔といえた。その後、戦乱の荒波や江戸幕府の一国一城令、さらには明治維新後の解体撤去、災害、戦災によって今や現存はたった12。奇しくも残った12城をぶらり探索。城の歴史や見所を詳述。
女性の目線で記述。これを読むと「よくここまで残っていてくれた!有難う!」という気持ちにさせられます。
私としては、堀や石垣も見事ですが、やはり城郭あっての居城と思いますので。